フリーランスにおすすめファクタリング13選!業者の選び方と審査通過のコツを解説

フリーランス ファクタリング のアイキャッチ

ファクタリングとは、支払期日前の売掛金や報酬をすぐに現金化できる仕組みです。

フリーランスの中でも特にIT系やマーケティング、建設業などの業種はプロジェクトベースで仕事を進めるケースも多く、それに伴い支払いサイクルもバラバラになりがちです。

入金までの期間が長い場合には「売上はあるけど手元にキャッシュがない」と資金繰りに苦しむ原因になります。

この記事では、ファクタリングを提供している会社の中でもフリーランスにおすすめを13社に厳選して紹介します

また、フリーランスがファクタリングの業者を選ぶ際の注意点やメリットなどもまとめました。

審査に通りやすくなるコツも紹介するので、いますぐ現金が必要な人もぜひご覧ください。

目次

フリーランスの人におすすめのファクタリング業者13選

まずはフリーランスの人におすすめのファクタリング業者13社を、一覧でまとめました。

サービス名 買取手数料 入金スピード 買取上限額
QuQuMo 1%~ 最短2時間 なし
FREENANCE 3〜10% 最短30分 なし
ラボル 10% 最短30分 個別で設定
えんなび 10%前後 最短即日 5,000万円
Pay Today 1~9.5% 最短30分 なし
GMOフリーランスファクタリング 9.5% 最短30分 なし
株式会社No.1 1~15% 最短即日 原則売掛先1社に対して5,000万円
ペイトナーファクタリング 10% 最短10分 初回は25万円
最大で100万円程度
アクセルファクター 0.5%~ 最短2時間 なし
トップマネジメント 0.5~12.5% 最短即日 1社につき1億円で計3億円まで
AIファクタリング 10% 最短60分 なし
みんなのファクタリング 要問い合せ 最短60分 50万円
ウィット 2~18% 最短2時間 なし

※ GMOフリーランスファクタリングは2025年1月31日をもって、サービスを終了しています。

上記の業者は、フリーランスに特化したサービスやAIを活用してスピーディーな審査を実現しているサービスまで多種多様にあります。

買い取り時の手数料や入金スピード、上限額などを総合的に考慮して、自分にもっとも適していると思うサービスに申し込みをしましょう。

ここからは各サービスの特徴を詳しく解説します。

QuQuMoなら最短2時間で入金される

QoQoMoの画像

項目 詳細
買取手数料 1%~
入金スピード 最短2時間
買取上限額 なし

QuQuMo(ククモ)ではオンライン完結で利用ができて、最短2時間で入金されるスピード感が特徴です。

申し込みで必要な書類は請求書と通帳の2点だけなので、面倒な準備も必要ありません。

取引先に知られないように、契約形態は2社間取引が採用されています。

一般的に2社間取引の場合は、手数料の相場は10%前後ですが、QuQuMoなら手数料が1%からと業界でも最安水準です。

売掛金があればフリーランスでも利用ができて、買取金額の上限もありません。

審査にあたり面談も必要ないため、面倒な手続きはしたくない人にもおすすめです。

オンライン完結で素早く現金の調達をしたい人は、今すぐQuQuMoに申し込みをしましょう。

FREENANCEはフリーランスに特化しているファクタリングサービス

フリーナンスの画像

項目 詳細
買取手数料 3〜10%
入金スピード 最短30分
買取上限額 なし

FREENANCEは、GMOが提供しているフリーランスに特化したファクタリングサービスです。

大きな特徴として、会員登録をすれば仕事中の事故に対して補償してくれる「あんしん補償」に同時加入できる点が挙げられます。

あんしん補償ではBasicからプラスまでの3段階が用意されており、例えばBasicの場合は仕事中のケガや事故に対して1事故あたり最高5,000万円が補償されます。

あんしん補償に加入するには会員登録が必要ですが、無料で加入できるフリープランも用意されているのが特徴です。

会員登録をするだけで、いつでもファクタリングサービスが利用できるだけでなく、支払いがスムーズにできる決済リンクも発行可能です。

手数料は利用実績が増えるほど下がるため、お金に心配ごとのある人はFREENANCEに登録をしましょう。

ラボルは簡単な手続きをするだけで最短30分で入金される

ラボルの画像

項目 詳細
買取手数料 10%
入金スピード 最短30分
買取上限額 個別に設定

ラボルの手続きはオンライン完結型なので非常に簡単で、さらに最短30分で資金が調達できるサービスです。

フリーランスにも特化しており、開業したての人や新規の取引先の売掛金などにも対応しています。

取引は1万円から利用可能なため、少額の資金を調達したい人にもおすすめです。

上限額は登録内容によっても個別で設定されており、取引の実績を増やしたり情報を追加で登録したりすることで上限アップができます。

ラボルカードを使うと資金調達だけでなく、経費の支払いを先延ばしすることも可能です。

家賃やクレジットカードなどの支払いが一時的に厳しい場合でも頼りになります。

収入と支出の両面でサポートを受けたい人は、ラボルがおすすめです。

えんなびは償還請求権がないから万が一のときも安心

えんナビの画像

項目 詳細
買取手数料 10%前後
入金スピード 最短即日
買取上限額 5,000万円

えんなびでは「償還請求なし」を謳っており、万が一取引先が倒産したとしても返済義務は発生しません

請求書を買い取る際には倒産のリスクも含めて買い取るため、他社の審査に落ちた人もまずは申し込んでみましょう。

また、24時間365日問い合わせに対応しているため、たとえば夜に「明日には資金が必要になった」といった緊急事態が発生した場合にも対応できます。

手数料は明示されていませんが、電話で問い合わせをしたところ「審査次第で10%前後」との回答がありました。

ただし業界最安水準を誇っているため、現在他社で利用している人でもより好条件で契約できる可能性があります。

土日などで急に現金が必要になった人は、年中無休で受け付けをしている「えんなび」に申し込みましょう。

Pay Todayなら手数料が上限9.5%と最低水準

PAYTODAYの画像

項目 詳細
買取手数料 1~9.5%
入金スピード 最短30分
買取上限額 なし

Pay Todayでは手数料の上限が9.5%と、ファクタリングサービスの中でも低水準を誇るファクタリングサービスです。

たとえ上限の9.5%が設定されたとしても、ほかのファクタリングサービスのような一律10%の設定よりも低く、審査の内容によっては、さらに安い手数料も期待できます。

さらに2社間ファクタリングなので、取引先にバレる心配もありません

審査はAIによって行なわれるため面談は不要で、最短30分で入金されるスピード感も特徴です。

最小の買取額も10万円からと、フリーランスも利用しやすい金額です。

さらに「掛け目」を使わないため資金繰りへの影響も少なく、最大で90日後の請求書を買い取る柔軟性もあります。

手数料が低いところを希望している人、きめ細かいサービスを重視している人は、Pay Todayがおすすめです。

GMOフリーランスファクタリングなら会員登録が不要で利用できる

GMOフリーランスファクタリングの画像

項目 詳細
買取手数料 9.5%
入金スピード 最短30分
買取上限額 なし

GMOフリーランスファクタリングは、会員登録をしなくてもすぐに申し込みができるファクタリングサービスです。

ホームページに表示されている申込ボタンを押せば申込画面が表示されるので、指示に従って入力を進めるだけで申し込みが完了します。

写真付きの本人確認書類などの提出も不要で、請求書のファイルをアップロードできれば外出先からでも申し込みが可能です。

入金までのスピードは最短30分で、手数料は一律9.5%とわかりやすい点も特徴です。

ファクタリングサービスの利用を取引先に知られることもありません。

GMOインターネットグループはほかにも「FREENANCE」も運営していますが、入金までのスピードを重視している人や単発利用の人は、GMOフリーランスファクタリングのほうがおすすめです。

GMOフリーランスファクタリングは2025年1月31日をもって、サービスを終了しています。請求書の買取を希望する場合は、同社が提供する『FREENANCE byGMO』をご利用ください。
参考:サービス終了のお知らせ|GMOフリーランスファクタリング

株式会社No.1は乗り換えの実績が豊富

株式会社No.1の画像

項目 詳細
買取手数料 1~15%
入金スピード 最短即日
買取上限額 原則売掛先1社につき5,000万円

株式会社No.1は乗り換えの実績が豊富にあり、長期的にファクタリングサービスを利用する可能性がある人におすすめです。

乗り換え先としてもっとも選ばれているのは、業界でも低水準の手数料だからです。

3社間ファクタリングの場合は手数料が1%から利用できるため、今利用しているファクタリングサービスの手数料で悩んでいる人は、まずは株式会社No.1へ相談してみましょう。

初めてファクタリングサービスを利用する人でも、丁寧な説明や資金繰りのアドバイスなどが受けられるためおすすめです。

まずはどれぐらいの金額になるのか知りたい場合には、スピード審査依頼を使えば5項目を入力するだけでおおまかな査定額がわかります。

最短で即日での入金も可能なため、急いでいる人も株式会社No.1に問い合わせましょう。

※ 5,000万円を超える場合は要相談。

ペイトナーファクタリングでは最小1万円から利用が可能

ペイトナーファクタリングの画像

項目 詳細
買取手数料 10%
入金スピード 最短10分
買取上限額 初回25万円
最大100万円程度

ペイトナーファクタリングでは最小1万円から利用ができるため、一つひとつの売掛金が小規模なフリーランスにおすすめです。

ファクタリングサービスの中には、最低の取引額が50万円に設定されているケースもあり、個人のフリーランスは利用しにくい金額と言えます。

ペイトナーファクタリングなら取引額が最小1万円から利用できるため、クレジットカードの支払いにあと数万円程度必要な場面など、フリーランスならではの「あと少し足りない」という状況にも最適です。

少額の資金を調達する方法としてカードローンもあるものの、借り入れになるため利用するのにハードルが高いこともあるでしょう。

ファクタリングサービスは借り入れではないので、利用しやすい点も特徴です。

営業時間内(平日10:00〜19:00)に審査が行われれば、入金までは最短10分と非常にスピーディーな点もポイントです。

メールや電話でのやり取りは一切不要なため、少額の資金を調達したいフリーランスの人はペイトナーファクタリングに申し込みましょう。

アクセルファクターは審査通過率が93%と非常に高いファクタリングサービス

アクセルファクターの画像

項目 詳細
買取手数料 0.5%~
入金スピード 最短2時間
買取上限額 なし

アクセルファクターの審査通過率は93%と、申し込みをしたほとんどの人が利用できています。

審査通過率が高い理由は、柔軟な審査方法にあります。

一般的なファクタリングの審査では、必要な資料が不足していたり債権の存在を証明しにくいケースだったり、税金を滞納していたりすると不利です。

しかしアクセルファクターの場合は表面的な情報だけではNGを出さず、しっかりと内情を考慮した上で判断されます。

他社の審査で通るか不安な場合には、まずはアクセルファクターに相談をしてみましょう。

アクセルファクターではフリーランスの人にも対応しており、最小で30万円から利用が可能です。

しっかりと事情を考慮してもらった上で審査をしてもらいたい人は、アクセルファクターの利用がおすすめです。

トップマネジメントならサービス内容が豊富なため最適な方法が見つかる

トップマネジメントの画像

項目 詳細
買取手数料 0.5~12.5%
入金スピード 最短即日
買取上限額 1社につき1億円、計3億円

トップマネジメントはファクタリングサービスが豊富にあるため、自分に最適な方法が見つかります。

一般的な2社間や3社間のファクタリングサービスに加えて、以下のファクタリングも提供しています。

  • 助成金申請も同時にできる「ゼロファク」
  • 広告やIT業界に特化している「ペイブリッジ」
  • コストが抑えられる2.5社間のファクタリング「電ふぁく」
  • 見積書や受注書、発注書のファクタリング

さらにファクタリングだけでは解決しきれない資金繰りの問題に対しては、コンサルティングサービスも提供されています。

リースバックや助成金の活用など、利用者にとって最適で負担が小さい資金の調達方法を提案してくれます。

ファクタリングサービスを利用する人は無料でコンサルティングも受けられるので、根本的なキャッシュフローを改善したい人もトップマネジメントがおすすめです。

AIファクタリングは独自の自動審査によって最短60分での入金が可能

バイオンのAIファクタリングの画像

項目 詳細
買取手数料 10%
入金スピード 最短60分
買取上限額 なし

バイオンが提供しているAIファクタリングでは、独自のAI審査によって最短60分のスピード入金を実現しています。

オンライン完結なので来店や面談も不要で、取引先にバレることなく現金が調達できます。

月額料金は無料で手数料も一律10%とわかりやすい設定です。

最小の取引額は5万円からなので、フリーランスも利用しやすい金額と言えるでしょう。

多くのファクタリングサービスが法人に限定して取引を行っている中、個人の債権を買い取ってくれる点も特徴です。

無料で見積もりも依頼できるため、まずはいくら調達ができるのか気軽にチェックしてみましょう。

みんなのファクタリングなら土日でも最短60分の振り込みが可能

みんなのファクタリングの画像

項目 詳細
買取手数料 要問い合わせ
入金スピード 最短60分
買取上限額 50万円

みんなのファクタリングでは土日の入金にも対応している点が特徴です。

ファクタリングサービスによっては平日の営業時間しか対応していないケースがあるものの、みんなのファクタリングなら毎日9:00~18:00の間で営業しています。

土日で急に現金が必要になった際でも、最短で当日現金を調達できるので安心です。

赤字や税金の滞納があったとしても利用できると明記されており、銀行融資やカードローンの審査に通らない人でも利用可能です。

会員登録が終わった後の買取の上限額は50万円までのため、少額の資金を調達したい人にも向いています。

ウィットは500万円以下の小口専門でフリーランスにも最適

witの画像

項目 詳細
買取手数料 2~18%
入金スピード 最短2時間
買取上限額 なし

ウィットは取引額が500万円以下の小口専門のファクタリングサービスを謳っており、フリーランスの人も利用しやすいサービスです。

「500万円以下」とアピールしているものの、とくに金額の上限や下限は設定されていないため、大きな資金を調達したい人にも最適です。

審査はオンライン上で行われ、最短で2時間での入金も可能なため、急いでいる人も安心して利用できます。

LINEからも申し込みを受け付けており、スマホだけで申し込みが完結できる手軽さも強みです。

請求書以外に注文書でも買い取りに対応しているため、開業したてで資金が不足している人も利用できます。

少額の資金調達を希望している人は、ウィットがおすすめです。

フリーランスがファクタリングを利用する際に法人とは異なるポイント4点

フリーランスがファクタリングサービスを利用する際には、法人とは異なるポイントで業者を選ぶ必要があります。

具体的には、以下4点のポイントに注目しましょう。

  • フリーランスが利用できるかチェックする
  • 入金までのスピードをチェックする
  • 最低買取料金をチェックする
  • 手数料が重視の人は3社間ファクタリングがおすすめ

フリーランスは一つひとつの売掛金が少額なケースも多いため、少額でも積極的に買い取ってくれるファクタリングサービスを探すのがポイントです。

また急な出費にも困らないように、入金されるまでのスピードも要チェックです。

ここでは、フリーランスがファクタリングサービスを選ぶ際のポイントをそれぞれ詳しく解説します。

フリーランスが利用できるかチェックする

ファクタリング業者を探す際には、フリーランスや個人事業主が利用できるかをチェックしましょう。

ファクタリング業者は売掛金に対する手数料によって利益を上げているため、少額の買取金額には対応していないケースもあります。

フリーランスよりも法人の方が取引の金額も大きい傾向にあることから、法人のみに絞ってサービスの提供をしている会社もあります。

業者を選ぶ際には、ホームページなどで「個人事業主も利用可能」や「開業直後もOK」などの記載をチェックしましょう。

なお、この記事で紹介しているファクタリング業者は、すべてフリーランスも利用できます。

入金されるまでのスピードをチェックする

申し込みをしてから入金されるまでのスピードも重要なポイントです。

フリーランスの場合は、家賃やクレジットカードの支払いなど、滞納すると生活に支障が出るケースもあるでしょう。

業種によっては仕入れのための資金がなく、機会損失となる可能性もあります。

ファクタリングサービスは即日対応している業者も多く、中には最短10分や30分などで入金をしてくれる業者もいます

急いでいる人は、入金スピードに関して訴求している業者を選びましょう。

ただしスピーディーな入金をできるのは、原則として2社間ファクタリングを利用した場合です。

2社間ファクタリングは比較的手数料が高い傾向にあるため、スピードを考慮して検討する必要もあります。

加えて土日や夜間の審査を行っているかもチェックしましょう。

最速で入金して欲しい場合には、平日の日中に申し込むのが確実です。

最低買取料金をチェックする

債権の最低買取料金もチェックしましょう。

ファクタリング業者によっては、最低買取料金が50万円以上になっているところもあり、フリーランスにとって気軽に利用できない金額です。

1万円や5万円から買取を受け付けている業者のほうが、フリーランスの人は利用しやすいでしょう。

必要最低限の金額だけを現金化して手数料を抑えたい人にとっても、少額から買い取ってくれる業者がおすすめです。

手数料を重視している人は3社間ファクタリングがおすすめ

可能な限り手数料を抑えたい人は、3社間ファクタリングのほうがおすすめです。

2社間ファクタリングの場合、利用者の売掛金をファクタリング業者が前払いを行います。

そのあと、売掛金が発生している取引先から利用者に対して入金があり、その報酬をファクタリング業者に支払わなければなりません。

そのため、本来ファクタリング業者に支払わなければならない取引先からの報酬を、他の用途に使われたり未納になったりするリスクがあります。

2社間ファクタリングでは利用者の貸し倒れのリスクを抑えるためにも手数料を高くしているので、3社間ファクタリングに比べて手数料は高いケースが多いのです。

特にフリーランスの場合は、事業用とプライベート用の資金が混同しがちなので、懸念される可能性はあります。

可能な限り手数料を抑えたい人は、取引先には知られるものの手数料が安くなる3社間ファクタリングも検討しましょう

フリーランスがファクタリングを利用するメリット2選!信用情報の影響が無くローンが厳しい人も利用可能

一般的に社会的な信用度が低くなってしまうフリーランスにとって、ファクタリングサービスは有効的な資金調達方法です。

フリーランスがファクタリングを利用すると資金繰りが改善できるのはもちろんのこと、以下のメリットもあります。

  • 利用時に信用情報に影響がない
  • ローンの審査に通らなかった人でも利用できる

法人に比べてフリーランスは信用力に不安を持たれやすいため、審査に通りにくいローンの代わりの手段としてファクタリングはおすすめです。

ここではファクタリングのメリットを2点解説します。

借り入れではないため信用情報への影響が基本的にない

ファクタリングは借り入れではなく債権を売却する仕組みなので、信用情報への影響がありません

ファクタリングサービスのほとんどは償還請求権なしにしているので、万が一取引先から売掛金を回収できなかった場合でも返済義務はないのです

そもそも借り入れではないため、売掛金をファクタリングサービスの業者に払えなかったとしても信用情報の記録は無く、いわゆるブラックリスト入りにもなりません。

ただし取引先から入金されたにもかかわらず、ファクタリング業者に返済をしなかった場合には、以下のリスクがある点に注意しましょう。

  • 取引先に債権譲渡通知をされる可能性がある
  • 損害賠償請求をされる可能性もある

債権譲渡通知とは、売掛金の支払い状況の確認のために、債権者が変わった旨を売掛金の発行先(取引先)に通知することです。

債権譲渡通知をされた場合には取引先にファクタリングの利用がバレるだけでなく、返済が行われていない事実も知られてしまいます。

さらにファクタリング業者から契約違反として損害賠償請求をされる可能性もあるため、支払いを踏み倒しはしてはいけません

ローンの審査に通らなかった人でも利用できる可能性がある

ファクタリングは売買契約になるため、ローンの審査に通らなかった人でも利用できる可能性があります

ファクタリングの審査時に最も重視される内容は、利用者自身の信用情報ではなく取引先の信用情報のためです。

つまり利用者が以下のような問題があった状態でも、ファクタリングの審査には通過できる可能性が十分にあります。

  • 長期滞納や破産などなどの履歴がある
  • 赤字決算になっている
  • 税金の滞納をしている
  • 債務超過をしている

ローンの審査に落ちてしまった人や、通る見込みのない人は、ファクタリングの利用を検討しましょう。

フリーランスがファクタリングを利用する際に注意すべきこと

主に信用情報の観点からメリットの大きいファクタリングですが、以下の注意点も把握しておきましょう。

  • 3社間ファクタリングの場合は取引先にバレる
  • ファクタリングに頼りすぎてしまうと資金繰りが慢性的に悪くなる
  • 悪徳なファクタリング業者に注意する

3社間ファクタリングは取引先を含めた契約形態になるため、取引先と信用関係が構築できている状態で利用するのがおすすめです。

ファクタリングの利用には手数料が発生するので、何度も利用していると売上が目減りして慢性的にキャッシュフローが悪化する可能性もあります。

ファクタリングを装った高利貸しが存在しており、金融庁が注意喚起をしていることも把握しておきましょう。

フリーランスがファクタリングを利用する際の注意点を、詳しく解説します。

3社間のファクタリングは取引先にバレる

ファクタリングの利用が取引先にバレたくない場合には、3社間ファクタリングの利用は避けておきましょう。

3社間ファクタリングは仕組み上、取引先にも確実に知られるためです。

ファクタリングを利用していることが取引先に知られると「資金繰りがうまくいっていない」と不信感を抱かれる可能性もあります。

しかし3社間ファクタリングは手数料が低いメリットもあります。

取引先との信頼関係が十分に構築できており、理解を示してくれそうな場合には有用な方法です。

最近では2社間ファクタリングでも手数料が低い業者も増えているので、まずは2社間ファクタリングを利用できる業者を探すのがおすすめです。

ファクタリングに頼りすぎてしまうと資金繰りが慢性的に悪くなる

ファクタリングを利用する際には手数料が発生するため、頼りすぎてしまうと資金繰りが慢性的に悪くなります。

たとえばファクタリングの手数料が10%だった場合、毎月すべての売掛金を買い取ってもらった場合には年間の売上が10%減るのと同じです。

さらにファクタリングには「掛け目」という、担保金を差し引かれるケースもあります

支払いを済ませれば掛け目の料金は返ってくるものの、それでは売掛金の入金を待っている状態と変わらないため、掛け目の部分は資金繰りの改善に寄与しません。

ファクタリング業者の中には、資金繰りに関するコンサルティングを行っているところもあります。

ファクタリングを行っても根本的な資金繰りの改善に期待できないときは、コンサルティングサービスも検討してみましょう。

悪徳なファクタリング業者に注意する

ファクタリング業者の中には高額な手数料を徴収したり、買い取った売掛金の回収ができなかった際に債権の買戻しや自腹での返済を求める悪徳業者も存在します。

金融庁では、このような業者をファクタリングを装った貸金業者(債権担保貸付)とみなしています

貸金業にみなされるかどうかは契約形態だけではなく、実態を照らし合わせて判断されるので、売買契約だったとしても安心はできません。

貸金業を営む場合は財務局または都道府県の登録が必要になり、未登録の業者はいわゆる闇金に該当するため利用してはいけません。

そのため総じて、利用者に不利な条件や高額な手数料を提示してくる業者には注意しましょう。

※ 参考:ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

フリーランスがファクタリングの審査に通りやすくなるコツ

ファクタリングの審査は取引先の信用力のほうが重視されるものの、工夫次第で審査に通過できる可能性をアップさせることも可能です。

少しでも審査に通りやすくするためには、以下3つのポイントを実践してみましょう。

  • 法人の売掛金を使って申し込む
  • 3社間ファクタリングを利用する
  • 支払い間隔が短い売掛金で申し込む

取引先の信用力が重視されるため、信用力の高い取引先の請求書などを選ぶことが有効的な方法です。

3つのポイントについてそれぞれ詳しく解説します。

法人の売掛金を使って申し込む

個人の売掛金よりも法人の売掛金で申し込んだ方が、審査に通過できる可能性を上げられます

個人よりも法人のほうが信用力が高く、貸し倒れのリスクも低いと判断されやすいためです。

実際に個人宛の請求書では利用できない業者も存在します。

フリーランスの場合、個人から仕事を受注するケースも多いことでしょう。

個人宛の請求書が利用できた場合でも、手数料が高く設定される可能性もあります。

より好条件で利用したい場合には、法人からの請求書に絞って申し込むのがおすすめです。

3社間ファクタリングのほうを利用する

審査の通過率は、3社間ファクタリングのほうが高くなる傾向にあります。

3社間ファクタリングは売掛金が発生している取引先に対してファクタリング業者が直接徴収する形式なので、未回収のリスクを抑えられます。

さらに手数料も安くなる傾向にあるため、取引先に知られてもよい場合には3社間ファクタリングのほうがおすすめです。

ただし3社間ファクタリングの場合、原則即日の入金は期待ができません。

取引先を含めて契約を締結する必要があることから、2社間ファクタリングに比べると手続きが複雑になるためです。

審査通過率や手数料、入金スピードを考慮して、自分にとって最も条件のいい業者を選びましょう。

支払い間隔が短い売掛金で申し込む

支払い間隔が短いほど審査も有利になります。

支払い間隔は締め日から支払い日までの日数で、日本の場合は月末締め翌月末払いの30日が一般的です。

しかし多重下請け構造になりやすい建設業や運送業、製品が納品された後に支払いをする製造業などでは、支払い間隔が60日や90日に設定されるケースも珍しくありません。

ファクタリングの審査では、支払いサイト(支払いの間隔)60日が一つの基準です。

支払いサイトが長い場合には、その間に売掛先の倒産や資金繰りの悪化による貸し倒れリスクの発生確率が高まるので、審査において不利になります。

業者の中には「○ヶ月先の請求書まで」と支払いサイトが指定されているケースもあります。

ファクタリングを利用する際には、長くても60日までの請求書を使って申し込むのがおすすめです。

フリーランスがファクタリングを利用するときによくある質問

フリーランスがファクタリングを利用するときによくある質問に回答します。

  • ファクタリング利用時の勘定項目は?
  • ファクタリングを利用するときに必要な書類は?

初めてファクタリングを利用する際には、仕訳の方法や必要な書類が分からないものです。

ここではよくある質問に対して回答していくため、疑問を解消してからファクタリングに申し込みましょう。

ファクタリング利用時の勘定項目は?

ファクタリングで発生した手数料に関しては、勘定科目を「売上債権売却損」に設定します。

たとえば100万円の売掛金を手数料10%で買取型ファクタリングを利用した際の仕訳方法を解説しましょう。

2社間でも3社間でも基本的に仕訳の方法は同じです。

まずは取引先にサービスや商品を提供し、売掛金が発生した際の仕訳は下記のとおりです。

借方 貸方
売掛金100万円 売上100万円

ファクタリングを利用した際には、以下のような仕訳を行います。

借方 貸方
未収入金100万円 売掛金100万円

未収入金とは、実際に現金が入金されるまでタイムラグがある場合に表記する勘定科目です。

2社間ファクタリングなどですぐに現金が振り込まれた場合には、上記の手順は飛ばしても問題ありません。

ファクタリング会社から入金があった場合には、手数料10%も含めて以下のような仕訳をします。

借方 貸方
普通預金90万円 未収入金100万円
売上債権売却損10万円

もしも仕訳の方法で困った際には、税理士に相談をしましょう。

ファクタリングを利用する時に必要になる書類は?

ファクタリングの申込時には以下3点の書類が必要です。

  • 請求書
  • 通帳
  • 顔写真付き身分証明書

まずは売掛金の事実を証明する書類として、請求書が必須です。

売掛金の存在が証明できるのであれば、注文書や納品書、契約書でも代替できるケースがあります。

通帳は主に売掛金が発生している取引先との過去の取引を確認するために必要です。

過去にも取引している記録があれば、貸し倒れのリスクも低いと判断され、審査に通る可能性が高くなります。

顔写真付き身分証明書は会員登録を行うときや審査が終わったタイミングなどで必要になります。

この記事で紹介した業者のほとんどが、上記3点を用意できれば申し込めるのでおすすめです。

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