3年生になると少しずつ就活を始める人が増えてきますが、やる気が出ない、そんなときもあります。やらないといけないと考えてはいるが、具体的に行動することが出来ない。
周りは就活始めたのにどうしよう。。
また、そんなにめんどくさいことをしてまで働きたいのかもわからない、やりたい仕事もないから困り、就活に乗り出せていないなど様々な要因があるかと思います。
とは言え、卒業までに就職先を決めたいと考えている人は、精神的にも余裕がない状態ではないでしょうか。
私自身、就活に対してやる気がなかなか起きず、うまくいかない状態が続きました。しかし、このままでは内定を獲得することが難しいと考え、自分なりに工夫し、なんとかやる気を起こして内定を獲得することができました。
この記事では就活のやる気がなぜ起きないのか、やる気をなくした状態を改善するための方法を解説していきます。
最後まで読んでいただけると、気持ちを整理して再び就活を続けていけるようになるでしょう。
1.就活のやる気をなくしてしまう5つの原因
- 周りが凄く見えてしまい自分に自信がない
- 選考に落ち続ける
- やりたいことがわからない
- やるべきことが多い
- 働くことに実感が湧かない
1-1.周りが凄く見えてしまい自分に自信がない
企業が内定を出し始めると、ゼミやサークルの仲間など、親しい同級生の間で様々な噂が飛び交います。
誰もが知る有名企業への内定、内定先の待遇・福利厚生の手厚さ、複数社の内定を持つ同級生の就活武勇伝。
同級生のキラキラしたエピソードは喜ばしい一方で、焦りや不安、後悔や劣等感といった負の感情を生むこともあります。就活で悩みを抱えている場合はなおさら、同級生と自分を比較し、自信を失いがちです。
他人と境遇を比較しても意味がないことは分かっていながらも、ネガティブな気持ちになってしまう場合は、その要因となる人やコミュニティから少し距離を置いてみましょう。1人で就活に集中する、あるいは、新たな人間関係を築くことが気持ちの切り替えになるケースもあります。
1-2.選考に落ち続ける
就活を進めるにあたって「選考に落ちる」ことは少なからず経験するものです。それでも、志望度の高い企業から「お祈りメール」を貰ったり、それが連続したりする場合は、さすがにやる気をなくします。
書類選考や面接など特定の課題がある場合は、ネットでの情報収集や対策セミナーを受講することで、ある程度のノウハウを習得できます。しかし、実際、選考において自分の何が評価され、何が評価されなかったのかは推察するしかなく、独力での対策に限界がある側面も。
選考に落ち続けるときは、1人で悩み就活へのやる気をなくすよりも、大学のキャリアセンターや就活エージェントの力を借り、第三者から指摘を受けることが効果的な場合もあります。企業紹介もして貰えるので、持ち駒がなくなってしまう前に相談するといいでしょう。

1-3.やりたいことがわからない
いざ就活を始めてみても、やりたい仕事ややりたい職種がわからないと、やる気が出ないですよね。
人間は、目標がないと行動に移せない生き物です。そのため、仮にでもいいので目標を立てましょう。
目標を立てることで「達成するために就活をやらないといけない」という気持ちになります。
やりたいことを見つけるのは、簡単ではありません。20数年でやりたいことに出会い、これからも一生やっていきたいと思える仕事をしている人のほうが少数でしょう。
今やりたいことが見つからない人は、自分が何にやりがいを感じるのか、どういう風に働きたいのかを考えてみるのもひとつの手です。
例えば、残業が少なく休日がきちんとあるなど福利厚生が充実している企業では、プライベートを充実させることができるので、仕事のモチベーションにも繋がります。
プライベートを重視する人であれば、やりたいこととは違う仕事だとしても、仕事終わりや休日に思う存分やりたいことができる環境を選ぶことで、仕事にも打ち込めるでしょう。


1-4.やるべきことが多い
就活って説明会に行ったり、エントリーシート書いたり、テストセンターを受験したり、面接の対策をして面接に行くなど多くの手順があるので、やるべきことが多くめんどくさくなります。
やるべきことが多いため何から始めたらいいのか分からず、周り回ってやる気をなくしてしまいます。
そんな状況に陥っているなら、一度todoリストを作成してみるといいでしょう。
例えば1日単位で作ってみると、
- 朝 説明会(2社)
- 昼 グループディスカッションセミナー参加
- 夜 ES・自己PRだけ終わらせる
このように大雑把でもいいので、必ずやらなければいけないことを決め、作成してみてください。やるべきことが明確になり行動に移しやすくなります。
1-5.働くことに実感が湧かない
多くの学生は、大学生になるとアルバイトを経験するでしょう。しかし、アルバイトだけでは企業に勤めて働くイメージを広げるのは難しいです。
今までとは違う環境に入るとき、イメージとリアルにギャップを感じる人は多くいます。例えば、高校生の頃に想像していた大学生と、実際に大学生になってからでは少なからずギャップがあったのでないでしょうか。
高校生の頃は、大学生と言えば自由に遊び楽しいことばかりのイメージを持ちますが、実際は確かに遊ぶこともできますが、単位取得のために意外と授業に出席しなければいけない、授業終わりはアルバイトに行き1日が終わる。時間の使い方次第ですが、多くの大学生の生活がこのようなスケジュールと考えられます。
社会人について想像する際も、実際に働いているわけではないので、働くイメージがつかないのは当然です。営業であれば毎月重いノルマを抱え、達成できなかったら年配のふんぞり返った上司から叱責されるといったイメージや、女性事務職はお局さんの顔色を伺いながら仕事をするというイメージがありませんか?
この例は、現実的にまったくないわけではありませんが、内容的に異なることも多いでしょう。
営業はノルマもありますが、初めは先輩のフォローがありますし、重いノルマがある分、給与への反映も大きいことが考えられます。
叱責という言うと響きが悪いですが、言われて学ぶことも多く、気づきを得た結果さらに営業成績が延びることも考えれられます。
十分なイメージができないのに、働く実感が沸かないのは当たり前です。
働くイメージが沸かずにやる気がないのであれば、インターンへに参加したり、OBや身近な社会人に働き方について聞いたりしてみてください。自分が社会に出てからのことが想像つきやすくなります。
2.就活のやる気がない時に実践してほしい対処法
編集部 橋本
- 仮の目標を設定する
- エージェントサービスを利用する
- 人と会って話をする
- 就活が終わった時のご褒美を設定する
編集部 橋本
2-1.仮でもいいので目標を設定する
例えば、私の場合でしたら「多くの人と関われる仕事がしたい」という目標を定めました。そこから、「じゃあどのような業界があるのか」と業界研究を始めました。
当てはまる業界や職種の説明会にとりあえず参加して、そこで知った企業の取捨選択をしていくようにしました。
次は「どのように多くの人と関わりたいのか」の答えを「なぜ?」で深掘りしていくことで、目標が明確になり、行動しやすくなりました。
最初は様々な業界や企業があるので、情報の多さから困惑すると思いますが、自分はどのような働き方がいいのかなど、目標を仮でもいいので立ててみると就活がしやすくなります。
キャリアの神様
2-2.一人就活を辞めて就活エージェントサービスを利用する
「正直、就活がしんどい」やる気をなくしたそんな時でも、「就活を全くしない」という状況は避けるべきです。新卒一括採用と言われるように、企業はスケジュールに則ってその年度の新卒者を採用します。採用活動が活発な時期を逃すと、募集をする企業が少なくなり、選択肢が狭まります。
就活に限界を感じている時におすすめなのは、「career ticket(キャリアチケット)」などの就活エージェントサービスの利用です。就活エージェントは、学生と企業のマッチングをおこなっています。学生は、企業紹介から選考日程の調整、選考対策と、内定までのサポートを無料で受けられるのです。独力で就活を進めるよりも、短期間で効率的に就活を進められる点が魅力です。
「OfferBox(オファーボックス)」は逆求人型就活サイトです。こちらも、やる気をなくしている就活生におすすめです。サイトにプロフィールを登録すれば、企業から説明会や選考へのスカウトが送られてきます。
スカウトが多い=それだけあなたを評価する企業が多いということです。就活へのモチベーションも上がるでしょう。
キャリアチケット
「career ticket(キャリアチケット)」は、「量より質の就活」をコンセプトに、プロのアドバイザーが、学生1人ひとりに応じた企業選びや選考対策を無料でサポートをしてくれます。キャリアチケットに氏名などの個人情報を登録すると、キャリア形成や企業の採用活動に精通したアドバイザーの自己分析サポートを受けることができます。
個別カウンセリングを通じて明確になった会社選びの軸に基づき、平均5社の企業紹介を受けられるほか、学生の強みや価値観を踏まえた企業別の選考対策についてのアドバイスも。
LINEテレビ電話形式でのカウンセリングにも対応しており、自宅にいながら就活を進めることができます。動画セミナーなど、キャリアチケットに登録することで利用できる就活情報コンテンツも充実しています。
よしお
キャリアの神様

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OfferBox
「OfferBox(オファーボックス)」は逆求人型の就活サイトです。2020年12月時点で242,000人の学生が登録しており、21年卒就活生の3分の1がオファーボックスを利用しています。
逆求人型の就活サイトでは、企業が学生のプロフィールを見て説明会や選考のオファーを送信します。学生は未知の優良企業と出会える点が魅力です。
オファーボックスで企業が学生を検索する際、学生の志望条件やオファーの承認傾向、プロフィールの入力率、ログイン情報などと、企業の業種、属性、オファーの送信傾向が照らし合わされ、オファー承認に至りやすい学生が検索上位に表示されます。
オファーボックスで獲得するオファー数を増やすには、プロフィールを充実させ、こまめにログインすることが有効です。

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2-3.人と会って話をする
就活シーズンが始まれば、説明会や面接などで学校に行く回数が減るので、友達に会う回数も減り1人になりがちです。
毎日やることに追われて精神的にきつい中、お祈りメールなどでさらに追い打ちかけられるとさらにしんどくなり、やる気が一気に失われることになります。
その時は1人で抱え込まず、先輩や友達に会いに行って、話を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりすることで気持ちが楽になります。
また、1日ぐらい就活を忘れて外でストレスの発散してみることもおすすめです。
就活のやる気をなくしていると、外に出る気も起きなくなるでしょうが、重い腰をあげて外で体を動かし、気持ちをリセットしてみてください。
キャリアの神様
よしお

セミナー参加もおすすめ
就活セミナーへの参加は選考対策になる他、目標を同じくする仲間の存在が就活へのモチベーションに繋がるためおすすめです。
上記で紹介したキャリアチケットでは、就活セミナーも開催しています。業界研究、自己分析、ES対策、面接対策、グループディスカッションなど、就活の時期に応じた課題について、講義形式のセミナーだけでなく、ワークや講師からのフィードバックを伴う少人数制の実践的なセミナーも多数ラインナップされています。
オンラインセミナーが充実しているので、自宅で気軽に視聴できるのも魅力です。
キャリアチケットは、大学生限定の無料コミュニティスペース「キャリアチケットカフェ(就活カフェ)」も運営しています。店舗は早稲田大学、東京大学、立教大学、京都大学に隣接し、就活イベントや様々な業界・企業から内定を貰っている大学生スタッフとの交流会などが開催されています。在学生は要チェックです。
就活イベント・サイト20選|今知っておくべきおすすめのイベントとサイトを徹底網羅
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2-4.就活が終わった時のご褒美を設定する
テスト期間中、勉強はだるいけど単位は落としたくないからやらざるを得ない状況ですが、それが終われば長期休暇が始まるわけなので、なんとか頑張ることができたのではないでしょうか。
ご褒美のために頑張れるのであれば、それは就活でも置き換えられます。
就活中はなかなか精神的にしんどいことの方が多いですが、自分の納得のいく就活が終わりさえすれば卒業まで自由なので、行きたいとこに行ったり、やってみたことできると考えるとやる気が出ました。
ゴールの後にご褒美があれば、やる気をなくしていてもモチベーションが上がるのではないでしょうか。
3.環境の変化や就活の方法を変えることでやる気をなくした就活のモチベーションを上げる

就活はやる気の有無にかかわらず、需要のある技能、人間性、適正などを適切な企業にアピールできれば内定が取れます。
就活生全員が、モチベーション高く就活をしているわけではありません。
周りは内定が出ているのに、自分だけ無い内定だったり、第一志望のお祈りメールが届いたりしたら、やる気がなくなっていきます。
しかし、このまま何もしなければ、内定は得られません。
ここで紹介したやる気をなくしたときの対処法は以下の4つです。
- 仮の目標を設定する
- エージェントサービスや逆求人型のスカウトサイトを利用する
- 人と会って話をする
- 就活が終わった時のご褒美を設定する
まずは就活をする環境を変えましょう。がむしゃらにただ取り掛かるのではなく、目標を立て、終わった時のご褒美を設定して、就活のモチベーションを高めます。
また、1人で就活をしていた人は、エージェントや逆求人型のスカウトサイトを利用して、1人での就活を終わらせましょう。
使える就活サービスは複数あります。周りの協力も得ながら、就活を進めていきましょう。
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