この記事にたどり着いたあなたは、web面接を前にして、
・web面接受けるときにスマホで使えるアプリってある?
・web面接で気をつけておくべきことも知りたい
web面接をやることになったけどパソコンがない、出先なのでスマホで面接を受けるしかないという状況下にいる人も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、スマホでweb面接を受ける方法や注意点について詳しく解説していきます。
オンライン選考ではPCが一般的だがスマホを利用する人も多い
スマホを使用する人は約25.6%
web面接を受ける際、「スマホではNGなのか?」と疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。
スマホを利用してweb面接を受けることは、対策さえしていれば問題はありません。
就活対策メディア「キャリアパーク」を運営するポート株式会社の調査によると、web面接でスマホを使用している人は4人に1人(25.6%)だそうです。
PCを使う人が一般的であるものの、web面接でスマホを利用する人も一定数いることがわかります。
(参照:ポート株式会社_キャリアパーク_「5人に1人が最終選考までオンラインを希望!!」)
よしお
スマホでweb面接をする際の流れ

スマホでweb面接する場合も事前準備は必須
①web面接で使用する企業指定のアプリをダウンロードする
web面接をおこなうことが決まったら、まずは企業指定のツールをダウンロードしましょう。
web面接に使用するツールの代表的なものには「Zoom」や「Skype」があります。
アプリをダウンロードしなくてもブラウザで使用できるツールも多いですが、ブラウザ版の接続が上手く行かないケースを考慮して、事前にアプリをダウンロードしておくのがおすすめです。
また、企業指定のアプリは前日までにはダウンロードと設定を終わらせておきましょう。
web面接当日にアプリをダウンロードしようとしても、アカウント設定やダウンロードには時間が掛かります。
さらに、初めて使うアプリの場合、使い方がわからずに迷うかもしれません。
スムーズにweb面接を開始するためにも、事前に準備しておいてください。
②アカウントの設定をおこなう
アプリをダウンロードしたら、アカウント設定をおこないましょう。アカウント設定では、アカウント名、プロフィール画像など設定をできます。
アカウント設定時に注意したい点は、アカウント名やプロフィール画像をプライベート用と同様に考えないことです。
アカウント名やプロフィール画像は面接官にも見られるので、ふざけたアカウント名や友達複数人での写真などは、個人が確認しずらくなります。
名前はフルネームで設定し、写真はあなたらしさや表情がわかるものにしましょう。
キャリアの神様
③手持ちはブレるのでNG!必ず固定させる
スマホでweb面接を受ける際に最も注意しなければならないことが、手振れです。
いつもの癖で手で持ちたくなりますが、手持ちはブレるので絶対にやめましょう。
スマホでweb面接を受験する際は、スマホを固定させる三脚などのグッズの購入が必須です。
web面接で画面が安定していないと、話の内容に集中できず「画面が揺れていた子」という印象しか残らない可能性も。
また、手持ちだと腕を伸ばした範囲でしかカメラの移動や距離の調節ができません。
スマホを三脚などで固定して、カメラと程よい距離を保ちましょう。
④10分前にはスマホの前で待機!Skypeの場合はメッセージを送る
web面接開始の10分前には、指定されたアプリにログインして待機しておきましょう。
指定時間ギリギリに接続すると、接続トラブルが発生した場合に面接官を待たせてしまいます。
Zoomを使用する場合は、企業から送付されているURLをクリックすると「Zoomで開きますか?」というポップアップが表れるので「開く」を押してください。
するとアプリに移動し、企業の採用担当者と音声と映像が繋がります。
Skypeの場合は、10分前に「〇時から面接のキャリア 太郎です。本日はよろしくお願い致します。」とメッセージを送りましょう。
メッセージを送ったら、面接官から通話が掛かってくるのを待っておいてください。
⑤面接終了後は相手の切断を待って終了する
web面接終了後は「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」とお礼を述べて、相手側が接続を切るのを待ちましょう。
「相手が切るのを待ってから切る」という電話のマナーがあるのと同様に、web面接でも基本的には相手の切断を待ってから終了する方が好ましいです。
ただし、数秒間待っても相手側が切ろうとせず、こちら側の切断を待っているようであれば「失礼いたします」と断りを入れたうえで、接続を切りましょう。
前日と当日までにやるべき事前準備
web面接をスマホで受ける場合、パソコンとは違う準備が必要です。
スマホを固定する備品の用意、安定したネット環境の整備など、スムーズにweb面接を受けられるために準備しておきましょう。
・ネット環境の整備(Wi-Fiは安定しているか、モバイルデータ通信の容量はまだあるか)
・企業が指定したツールのダウンロード
・アカウント、アイコンの設定
当日になって、カメラが作動しなかったり、面接中にスマホの通知音が鳴ってしまうと、マイナス評価になる可能性が高いです。
また、web面接であっても第一印象が大切です。カメラのアングル次第では威圧感を与えますし、照明によっては暗い印象を与えます。
・目線とカメラの高さが合っているか
・カメラで顔全体を映せているか
・音声が面接官に聞こえているか、面接官の声は聞こえるか
・照明は明るいか
・背景は面接を邪魔しないシンプルなものか
・スマホの通知をOFFにしているか
これらを事前に確認して、web面接当日に慌てなくていいようにしましょう。
スマホの向きは横向きでも縦向きでもOK
スマホでweb面接を受ける場合、画面の向きは横向きでも縦向きでも構いません。
横向きだと、顔が大きく映りやすくなります。
もし横向きで受ける場合は、スマホの画面に近づきすぎないように気をつけましょう。
縦向きの場合は体の上半身まで映すことができます。
しかし、面接官がパソコン画面であなたの画面を見た場合、両端に黒い画面が入ってしまいます。
画面に映ったときに違和感がないのは縦向きですが、両端が黒くなるのを割けたい方は、横向きで受けるといいでしょう。
スマホでweb面接をする際の注意点
- 上下きちんとした服装に着替える
- スマホでの映り方や映る範囲を事前に確認する
- web面接中は他の通知をOFFにする
- 10〜15分前には準備を完了させておく
- 事前に緊急連絡先を確認しておく
上下きちんとした服装に着替える
web面接の前に、上だけではなく下もきちんとした服装に着替えましょう。
web面接で相手に見えるのは上の服だけだと思って、下は適当な服を着ているという人はいませんか?
画面に映るのは上の服だけかもしれませんが、相手に敬意を払うという意味でも、上下しっかりとした服装で面接に挑むことをおすすめします。
服装をきちんとしたものにするだけで気持ちも引き締まります。
面接に対する気持ちは、オンライン上でも面接官に伝わるものです。
上下きちんとした服装を着ておくと、うっかり下の服が見えてしまっても慌てる必要がありません。
例えば下がパジャマのままだと画面に映らないか心配で、面接に集中できなくなるかもしれません。
面接官への敬意を払うとともに、集中して面接に挑むことができるよう上下きちんとした服装に着替えましょう。
10〜15分前には準備を完了させておく
web面接の日は、面接開始時間の10〜15分前には準備を完了しておきましょう。
入室時間のギリギリに入ろうとすると、回線エラーで入れないといった事態に遭遇してしまうかもしれません。
その後問題なく繋がったとしても、バタバタと落ち着く余裕もなく面接がスタートしてしまいます。
面接に集中できず本来の力を出し切れないで終わってしまう可能性も。
時間に余裕を持って準備が整っていれば、トラブルが起きても落ち着いて対処することができます。
「web面接は自宅だから緊張しないのでは?」と考える人も多いですが、実際に面接官が画面に映ると緊張するものです。
余裕を持って準備した上で待機しておきましょう。
事前に緊急連絡先を確認しておく
面接日の前に緊急連絡先を確認し、万が一の事態に備えましょう。
先ほども触れましたが、web面接ならではのトラブルが発生する可能性があります。
ネットが繋がらなかったり、面接官の声が聞こえなかったり……。
しかも面接官がいる場所は全く別の場所。電話やメールを使って連絡を取るしかありません。
トラブルが起きて慌てていると、どこに連絡をすればいいかわからなくなってしまうでしょう。
実際に、通信状況が悪くなったときに本社に問い合わせる学生も少なくありません。
しかし、企業によっては担当者に直接連絡した方が都合がいいこともあります。
スムーズに連絡をとるためにも、事前に緊急連絡先を聞いておきましょう。
スマホでの映り方や映る範囲を事前に確認する
スマホでweb面接を受ける際は、映り方やカメラに映る範囲にも注意が必要です。
部屋の照明が暗いと、表情も暗く見えてしまいます。
また、背景に部屋の中が映ってしまう人は、必ず整理整頓をしておきましょう。
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web面接中は他の通知をOFFにする
スマホでweb面接を受ける場合、面接で使うアプリ以外は通知をOFFにしておきましょう。
アプリの通知がONのままだと、面接中に雑音が入ってしまいます。
また、面接官によっては選考中にスマホの通知音が鳴ることを不快に感じる人もいるので、マナーの観点からも電源を切るかサイレントにしておきましょう。
スマホトラブルの実例と対策
- 接続状況が悪い:事前に場所を確保しておく
- 面接官の声が聞き取りづらい:イヤフォンマイクを用意する
- 社風や企業の雰囲気がわかりにくい:聞き出す逆質問をする
接続状況が悪い:事前に場所を確保しておく
スマホでweb面接を受ける際によく起こるトラブルは、電波がうまく入らず接続状況が悪くなることです。
接続状況が悪いと、面接中に接続が切れてしまう可能性もあります。
web面接で起こるトラブルの多くは接続状況が原因なので、安定した通信環境を整えておくことが大切です。
公共のWi-Fiスポットや、速度制限のあるポケットWi-Fiなどの不安定な環境はおすすめできません。
自宅のWi-Fiが安定している人は自宅でおこないましょう。自宅のWi-Fiに自信がないという人は、スマホのデータ容量を確保したうえでweb面接に臨んでください。
面接官の声が聞き取りづらい:イヤフォンマイクを用意する
スマホでweb面接していると、面接官の声が聞き取りづらいことがあります。
対策として、イヤフォンマイクを使用するのがおすすめです。
イヤフォンマイクを使うことで、周りの雑音がシャットアウトされ、面接官の声もクリアに聞こえやすくなります。
さらに、面接官が自分の声を聞き取りやすくなり、双方にメリットがあります。
Bluetoothで接続できるイヤフォンマイクを使っている人は、電池切れや接続トラブルを想定して、有線のイヤフォンマイクを予備で用意しておくといいでしょう。
社風や企業の雰囲気がわかりにくい:聞き出す逆質問をする
スマホでweb面接を受けていると、社風や企業の雰囲気が分かりにくいという問題があります。
対面で面接を受ける場合は、企業を訪問した際になんとなく職場や面接官の雰囲気が掴めますよね。
一方、web面接だと画面越しでしか面接官と話せないので、社風や企業の雰囲気まで伝わりきづらいです。
web面接時に社風や企業の雰囲気がわかりにくい時は、逆質問をして把握していきましょう。
質問例
社風や雰囲気について把握するために有効な逆質問は次の通りです。
- 新卒1、2年目で活躍されている方はどんな方ですか?
- 管理職になっている方の特徴を教えてください
- 育休や産休の取得率、また女性の復職率はどのくらいでしょうか?
- コツコツとした文化系とガツガツとした体育会系の方、どちらの方が多いですか?
- ○○さんは自社の社風をどのように感じますか?
- ○○さんが業務に苦戦したとき、どのように解決に導いていますか?
web面接をスマホで受ける時はマナーや周囲の環境に気をつけよう
パソコンを持っていない方は、スマホでweb面接を受けなければなりません。
スマホで受ける場合、パソコンで受ける場合よりも注意しなければならない点が多くあります。
事前確認を念入りにして、余裕を持って準備するようにしましょう。
スマホで受けることに不安がある人は、事前に面接官に対してスマホで受けることを伝えておくと安心です。
印象が重要なのは、対面もweb面接も同じです。面接に集中するためにも環境を整えておきましょう。

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